北海道・釧路市「不動産会社」のケース

● 所在地:北海道釧路市
● 業務内容:収益物件の企画・建設・管理・自己所有
●売上高:約2億円 ※2017年現在

M&Aは大企業だけのものではない

当社が初めてM&Aで譲り受けた企業の成功事例です。

北海道を中心に拠点を広げていくなか、会計事務所よりM&Aの提案を受け早速仲介業者に依頼をしました。
M&Aは大手企業が行うイメージが強く、ベンチャーの当社が?という驚きもありましたが、実際にM&Aを進めてみて、最短で拠点やノウハウ、人材まで確保できるM&Aは今後の足固めにも非常に良い手法と感じています。

人材の良さ、地域との密着性が非常に魅力的でした

正直、大手企業と比べると、業務が未整備であったり、やり方として古いなと感じる部分は多くありました。しかし、ルールややり方は大きな問題ではありません。むしろその新しい業態にどれだけ柔軟に対応できるか?ということが重要です。
その点、M社には大きな可能性がありました。社員の皆さんとお話すると、どの方も人間性の良さが伝わってきて、すぐに改善できるという確信を得ました。
もちろん、長年地元で不動産業を営んでこられた実績がございます。古いから全てがダメという訳ではなく、「なるほど、理にかなっている」という点もあるため、基盤としていかせる部分はいかし、その上で応用を効かせて一緒に成長していく、それが譲受けする当社の責務だと考えております。

M&Aを機に、対話を重ね成長戦略を遂行中

新たな枠組みで良いスタートが切れ、オーナー様にも非常に喜んでいただきました。
M&Aを機に、待遇の検討や具体的な課題改善に向けて戦略を立案しています。すぐに効率化を図れる施策として、賃貸管理システムの導入を進めました。これまでと大きくやり方を変えていく中、経営が先走って実現できることは何もありません。現場の社員がしっかりついて来られるよう社の方針や事業展開について深く理解してもらうことも重要です。
どちらか一方が聴いたり話したりするのではなく、相互に意見を交換し、本当の意味での「対話」を重ねています。
札幌と釧路では物理的な距離もありますが、タイムラグのないよう、現場にもできるだけ足を運んでいます。

M&Aの大きなメリット

譲り受けて実感したことは、数字では測れないことが多いということです。
40年の業歴のある会社がもつ、金融機関、施工・設計等の取引先との信頼関係は、私たちが新たに拠点として進出してすぐに築けるものではありません。オーナー様の信用によるところも大きいとは思いますが、モチベーションを保てたまま引継げたことは当社にとって非常に価値がありました。そして、社員の経験値や能力は株価に単純に反映できません。この大きな財産を得たことは当社には何ものにも代えがたい価値です。